ももばちの軌跡

人のヤミが好きなだけのももばちの、ヤミの悲鳴とアイ。自分のヤミと向き合いながら生きる、ももばちの奮闘記。

私はメンヘラに嫉妬する。

私は人の闇が好き。

弱くて脆い人が好き。

 

けど、誰の目から見ても「メンヘラ」に見える人は、正直苦手だ。

 

嫉妬で狂いそうになるから。

 

いわゆる「メンヘラ」な人たちは、助けてっていうメッセージを分かりやすく出せる人だと思ってる。

 

言葉でははっきり言わなくても、誰の目から見ても助けを求めてるのが分かるから、心優しい人が手を差し伸べてくれるだろう。

 

それを見ながら、SOSを表に出すことができない人は、誰にも気づいてもらえなくて、1人でひっそりと苦しみ続ける。

 

メンヘラな人たちのことも嫌いなわけじゃないし、私には想像もできないくらい抑えきれないくらい苦しみと闘っているんだと思ってる。だからメンヘラな人たちを否定するつもりなんか微塵もない。むしろ尊敬してる。

 

それでも、そんな人を前にすると、自分が「助けて」って言えないことが悔しくて、そうやって嫉妬してばかりの自分が情けなくて…。

 

私もメンヘラではあるはずなのに、メンヘラになりきれないことが悔しいって思っちゃう。

 

私だってほんとは…。

そう思いながら、

ヘラヘラ笑って生きている。