ももばちの軌跡

人のヤミが好きなだけのももばちの、ヤミの悲鳴とアイ。自分のヤミと向き合いながら生きる、ももばちの奮闘記。

脳内セカイ

「なんか疲れちゃったな」

ある1人の自分が、そう頭の中でつぶやくと、

 

もう1人の私は、

「何もしてないくせに、何に疲れたっていうんだよ」

と冷たく言い、

 

また別の私は、

「生きてれば何もしなくたってエネルギーを消耗するもんだよ。寝ているだけでも、何も食べなければ痩せていくでしょ?」

とフォローしてくれる。

 

さらに別の私がそれを聞いて、

「ド正論だなw」

と笑っている。

 

頭の中で繰り広げられる4人の私のやりとりに、思わずクスッと笑ってしまう。

 

今日の脳内では、平和なセカイが展開されています。

 

もちろん脳内セカイは常に変化していて、いつも平和なわけじゃない。

冷たい私、ネガティブな私しか登場してこない時は、冷たくて真っ暗なセカイになる。

 

そんな時は、その真っ暗な世界に閉じ込められてしまわないように、

脳内セカイを外から俯瞰する私をつくらなきゃいけない。

(マインドフルネス的な思考法に近いのかな?)

脳内セカイの中から、1人の私を引っ張り出すイメージだけど、これがとても難しくて。

平和なセカイの時には、今日みたいにするっと外に出て俯瞰できるのに、

暗闇が濃ければ濃いほど、脳内セカイから抜け出す出口が見えなくなる。

しかも、そのセカイにいる私たちがこぞって、抜け出そうとする私の足を引っ張る。

 

今のところの攻略法は、

①暗闇が濃くなる前になるべく早く脱出する(俯瞰する自分をつくる、無理しない)

②抜け出せなくなったら、諦めて暗闇が薄くなるのを待つ(笑)

 

実際は①の段階で一度抜け出せたとしても、俯瞰する私はいつの間にかいなくなっちゃうことが多いので、②パターンになることが多い。

 

ほぼ不可抗力だと思ってるので、脱出できるなら、脱出する(俯瞰する)けど、

無理なら無理せず、何もしない。

 

元気な時にこうやって方針を決めておくと、いざ暗闇のセカイが来て何もできなくなった時の罪悪感がちょっと軽くなったりする。

 

 

さて、明日はどんな脳内セカイが展開されるのやら。