ももばちの軌跡

人のヤミが好きなだけのももばちの、ヤミの悲鳴とアイ。自分のヤミと向き合いながら生きる、ももばちの奮闘記。

波を抑えるの、やめた。闇エネルギーで生きていく

自分の中の闇も、そのまま認めようって思ってたはずなのに、

双極性障害っていう診断名をもらってから、いかに波を小さくするかってばかり考えてた。

もちろん波が大きいとその分、闇期も長く深くなってしまってしんどいから、その波を小さくしたいと思うのは自然なことだと思う。

 

でもそもそも私は、闇エネルギーで生きてるんだよな。

 

闇期がなければ、その反動で愛が溢れて幸せな気持ちになったり、溢れ出るエネルギーで何かを一気に形にする、なんてこともない。

闇が、生きる理由をつくってくれてる。

 

闇がないと成立しないなんて、

なんでこんな苦しい生き方してんだろって思うけど、

やっぱり愛を溢れさせて生きたいから。

 

そのためには闇が必要なんだと思う。

苦しいけどね。

 

もし双極性障害の「症状」である波が小さくなって、闇期が来なくなったら、

私は何を幸せと感じるんだろう?

 

日常の小さな幸せを噛みしめながら穏やかに生きる生き方も、素敵だなっては思うけど、

穏やかに長く生きるよりは、闇エネルギーで愛を湧き上がらせて、燃えるように命を使う方が、苦しいけど私らしいなって思う。

 

闇から卒業しようって決意したこともあったけど、

闇から離れても、やりたいって思うもの、惹かれるものは、ことごとく闇と繋がっていた。

エネルギー源になってるのは、いつも闇だった。

 

もう、よく分かった。

私は闇がないと生きられない。

 

闇がどうしようもなく苦しいのは、多分これからも変わらないけど、

その闇が愛に変わる瞬間を知ってるから。

 

湧き上がる愛を失うくらいなら、

闇なんて、抱えたままで生きてやる。

 

波って、抑えるものじゃなく、乗るものだよね。