ももばちの軌跡

人のヤミが好きなだけのももばちの、ヤミの悲鳴とアイ。自分のヤミと向き合いながら生きる、ももばちの奮闘記。

世界で1番、自分が嫌い。それでも今、生きている理由

私は自分が大嫌いだ。

世界で1番、大嫌いだ。

 

好きになれる自分、自分じゃない自分に変身したくて、頑張ってみたこともある。

そのままの自分を好きになろうと、頑張ってみたこともある。

 

でもきっと私は、自分を好きになんてなりたくないんだ。

 

だってそうでしょ?

嫌いな人を好きになりたいなんて、思えないでしょ?

 

嫌いなものは嫌いなの。

 

それでも、どんなに嫌っても、

どんなに逃げて逃げて逃げつづけても、

自分からだけは逃げられない。離れられない。

 

でも1つだけ、大嫌いな自分から離れられる方法がある。

 

それは、生きるのをやめること。

 

それが唯一、私が私から解放される方法。

 

でもね、思うんだ。

 

私はこの世界に何かを残せたのか?

私は何のために生まれてきたんだ?って。

 

最後の手段を使う前に、私にはやるべきことがある。

 

一生分の生きた証を残すこと。

一生分の幸せを味わい尽くすこと。

 

やるべきことを果たすまで、

死にものぐるいで生きてやる。

 

一生分の生きた証を残して、

一生分の幸せを味わい尽くしたら、

 

笑って自分とさよならするんだ。

 

その日を夢みて、

死にものぐるいで生きてやる。